2019-02-22 パンを焼く 詩 オープンカフェの心ばかりの傘の下 千切れた雲が 左から右へ 視野の限界の移動中 尾が長めの白い鳥が二羽 羽ばたきもせずに 芝生をちょんちょん 散歩してるものだから いつの間にか つられて三半規管の芯まで 日向ぼっこ あぁ身体から焼きたてパンの匂いがする こんなことにも気付かないまま苦い薬を飲み続けて 足跡も付けずに こんなところまで歩いてきていたなんてwritten by 蒼月光