八味姉妹の部屋

文芸ユニット。只今、エッセイの勉強中です。

仰げば尊し…

今回、初めて印刷所に製本の依頼をして出来た作品集を
高校時代の恩師に送付し読んで頂いたら
一つの作品かと思うような感想文を頂戴して

八味姉妹二人でガタガタと震えている次第…!

そもそも二人が文芸というジャンルに足を踏み入れた
切っ掛けを創ってくれたのが
文芸同好会顧問をしていたこちらの恩師。

転勤された為に、実質1年間だけの顧問だったのに

「先生」という概念を変えてくれた

とても思い出深く

いつまでたっても「先生」と「生徒」でいさせてくれる

貴重な存在。

合宿と称しておたる自然の村でキャンプして登山しては
文章クロッキー(言葉で風景や情景を描く)をしたり
無茶苦茶な締め切りで文芸誌を発行しては
その度に出典した作品について議論する会に
毎回真剣に付き合ってくれたり。
少し体育会系的寄りな同好会で貴重な青春時代の思い出の一つ。

お陰でいまだ繋がっている仲間もいたりして。


それにしても読み込んでくれた上での感想文は

嬉しかったり冷や汗かいたりと

かなり感情を揺さぶられるもので。
まだ書きたい、書かなきゃいけない言葉があると

奮起させられました…。

 

どんなに殺伐な事件・出来事があれ、やはり人間は捨てたものじゃない、そう思わせる作品が好きだ。(中略)君達の作品にもそれを求めたくて読んでいる。

日々流れる景色を観て、言葉に換えていくことを主にしていたのですが
この言葉を受けて、あぁ自分も好きな読書や映画や音楽等は
この系統のモノが多いと改めて気付かされて。

これからまた何か違う言葉遣いを増やせるのではないかと

思いにふける私でした。

by蒼月光